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生天目 知美 (ナバタメ トモミ) NABATAME Tomomi
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論文 【 表示 / 非表示 】
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理系研究室における留学生の人間関係構築とスピーチスタイル選択
生天目 知美, 大島 弥生, 居關 友里子 , 2024年03月
社会言語科学
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理工系研究室におけるコミュニケーションの実態―交感的コミュニケーションに注目して―
居關 友里子、生天目 知美 , 2023年12月
専門日本御教育研究
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資料分析型論文の史料引用における引用・解釈表現の特徴:歴史学/国際政治学/地域研究を対象に
生天目 知美, 大島 弥生 , 2018年12月
専門日本語教育研究 , 20 (0) , 19 - 26
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「知る」「分かる」の類義語分析に基づく動詞類義語ハンドブックモデルの検討
高原真理,生天目知美 , 2019年11月
『多義動詞分析の新展開と日本語教育への応用』開拓社 , 174 - 195
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多義動詞としての「知る」と「分かる」の使い分け:コーパスを活用した類義語分析
生天目知美、高原真理、砂川有里子 , 2017年03月
国立国語研究所論集 , 12 , 63 - 79
著書 【 表示 / 非表示 】
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第四版 理工系学生のための日本語表現法 SDGs時代の学びを拓く初年次教育
森下稔, 市川桂,鴨川明子,生天目知美,村井明子,落合哉人,山本剛 , 2022年10月
東信堂 , 第1章 わかりやすい文を書こう
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多義動詞分析の新展開と日本語教育への応用
高原真理,生天目知美 , 2019年11月
開拓社 , p174-195
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多義動詞分析の新展開と日本語教育への応用 : 基本動詞ハンドブック
Pardeshi Prashant, 籾山 洋介 , 砂川 有里子 , 今井 新悟, 今村 泰也 , 高原 真理, 中溝 朋子, 夫 明美, 李 相穆, 有薗 智美, 野田 大志, 木下 りか, 黒田 史彦 , 今里 典子, 李 澤熊, 生天目 知美, 加藤 恵梨, 梶川 克哉 , 2019年
開拓社 , 0-0
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第三版 理工系学生のための日本語表現法ーアウトカム達成のための初年次教育
森下稔、大岡紀理子、谷口利津、鴨川明子、生天目知美、古阪肇、久保田英助 , 2016年09月
東信堂 , 第1章 わかりやすい文を書こうー非文・悪文・話し言葉をなくす , 3-22
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文法・談話研究と日本語教育の接点
生天目知美 , 2015年09月
くろしお出版 , 学生ー教員間会話における話題提供者の「ね」の使用ーポライトネスと「ね」の意味に注目してー , 137-158
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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アカデミックライティング教材の拡大とスモールステップ化のための基礎研究
研究期間: 2023年04月 - 2027年03月 代表者: 大島 弥生
基盤研究(C) 研究分担者 23K00640
本研究は、アカデミックライティング教材の拡大とスモールステップ化のための基礎研究を行うものである。日本語教師以外によって評価された母語話者学生の「よいレポート」を分析して留学生の産出と比較したうえで、学習の到達目標である学術論文や隣接ジャンルの文体的特徴も考慮し、学士/修士課程の学びの諸段階に応じた、縦断的・横断的AW教材開発の拡大とスモールステップ化を図り、4技能統合型の実践を試みる。これらの目的のために、本研究では、アカデミックライティングについての縦断的・横断的な分析と教材開発、ストックの拡充を行う。
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大学コミュニティにおける留学生と日本人の待遇コミュニケーション
研究期間: 2019年04月 - 2025年03月 代表者: 生天目 知美
基盤研究(C) 研究代表者 19K00733
本研究では、理工系大学の留学生と日本人構成員で構成されるゼミ等のコミュニティを対象に、場面や相手に合わせた「丁寧さ」と「親しさ」の待遇コミュニケーションに注目し、
1)理工系大学の留学生と日本人構成員による、所属ゼミでの公的・私的な待遇コミュニケーションの実態を明らかにし、
2)留学生・日本人双方の待遇コミュニケーションに関する意識・評価の調査から、留学生・日本人の接触場面で現れる課題を明らかにすることで、
3)待遇コミュニケーション教育のための教材化に向けた学習内容を検討する ことを目的とする。
これらの研究により、留学生と日本人が共にコミュニティを構築するための支援となる会話教育に寄与する。 -
人文・社会科学系論文での引用・解釈構造解明と論文作成支援のための教材化
研究期間: 2015年04月 - 2019年03月 代表者: 大島 弥生
基盤研究(C) 研究分担者 15K02635
平成29年度においては,論文における引用/解釈の構成要素の抽出や展開パターンの記述をさらに進め,各ジャンル(歴史学/経済学/地域研究分野/文学/経営学等)の複数の論文の引用/解釈の諸段階における表れの分析を継続している。その中では,論文の各構成要素(ムーブ)の典型的な用例(例:研究目的や方法の提示,結果の提示,原因の考察等)のみならず,従来いわゆる用例として教材に取り上げられにくかった多様な表現(例:歴史的史料の引用を通じて史料中の人物の思考や感情をも表そうとする引用解釈的叙述の談話展開,歴史的経緯を小括する表現)に焦点を当てている。
また,比較対象として,口頭発表における引用/解釈の表れについて,母語話者・非母語話者大学院生の間での比較を行い,後者の何が問題点とみなされているかについて探究し,ポスターや雑誌論文として発表した。引用/解釈のライティングの入門期に当たる学部留学生の小論文指導においても,段階的に学べる教室活動の提案を行った。
同時に,これまでの先駆的な業績として引用の段階的な訓練のための教材を作成してこられた二通信子氏(室蘭工業大学非常勤講師)による講演会およびワークショップを,平成30年2月17日に主に日本語教師を対象に行った。そこで教師が引用/解釈指導のどんな点を困難に感じているかを把握し,現在試作しつつある教材を提供してフィードバックを得る体制を整えた。また,人文・社会科学分野で論文作成指導を行っている専門分野の教員からも,ヒアリングを通じて文章展開や表現選択等についての示唆を得た。これらの成果を踏まえ,現在,引き続き,引用/解釈の段階的な指導のための教材の試作を続け,30年度中の発表を目指している。
分析の結果について,構成要素や展開パターンについての分析を続けている他,母語話者・非母語話者の口頭発表時の引用/解釈に関する異なりに関する研究の成果,学部留学生向けの小論文での引用/解釈導入に関する新たな教授方法の提案など,複数の側面において成果発表を行うことができた。さらに,実際の複数分野の論文の文章についても分析を継続中であり,それに基づく教材試案等の成果発表準備も具体化していることから,進捗状況について標記の(2)と判断した。
現段階において,従来,教材化の試みの乏しかった人文・社会科学系分野において,各ジャンル(歴史学/経済学/地域研究分野/文学/経営学等)の複数の論文の文章をコーパス化したうえで,頻出する文型・表現および談話展開の分類・整理を継続しており,それをもとに,日本語学習者と教師に向けた教材試案等の成果発表を具体的に準備している。また,上述のジャンル分析の成果や,母語話者・非母語話者の口頭発表における引用/解釈の表れの異なりやその要因の考察についても,同時に分析を進め,30年度中の成果発表を予定している。30年度は研究の最終年度に当たることから,成果を実践にどう結びつけるかについて,重点的に公開を進めていく予定である。
授業科目 【 表示 / 非表示 】
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担当授業(学部)
応用日本語Ⅰ
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応用日本語Ⅱ
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総合日本語Ⅰ
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総合日本語Ⅱ
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総合日本語Ⅲ
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総合日本語Ⅳ
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論文のための日本語Ⅱ
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担当授業(大学院)
コミュニケーション論
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社会事情論