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大島 浩太 (オオシマ コウタ)

OHSHIMA KOHTA

職名: 教授
所属: 海洋電子機械工学部門
学位: 博士
学位の分野名: 工学

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Researchmap OACIS著者情報

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • IoT

  • 無線センサネットワーク

  • 情報通信

  • ネットワーク科学

  • システム運用

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研究分野 【 表示 / 非表示

  • 情報通信 / 情報ネットワーク

  • 情報通信 / 計算機システム

  • 情報通信 / 情報ネットワーク

 

論文 【 表示 / 非表示

  • Anomaly Detection by Monitoring Communication Volume at the Process Level of Each Host in SDN

    Naoya Kitagawa, Naoki Moriyama, Kohta Ohshima , 2024年03月

    ICNS 2024, The Twentieth International Conference on Networking and Services

  • Adaptive GW Relocation and Strategic Flow Rerouting for Heterogeneous Drone Swarms

    [1] Taichi MIYA, Kohta OHSHIMA, Yoshiaki KITAGUCHI, Katsunori YAMAOKA , 2023年04月

    IEICE Transactions on Communications

    DOI

  • Host Migration Transparency Architecture by Cooperation between Multipath Transmission Control and VPN

    Kohta Ohshima, Takehiko Kashiwagi, Yosuke Yano, Naoya Kitagawa , 2023年03月

    The Nineteenth International Conference on Networking and Services ICNS 2023

  • Autonomous Gateway Mobility Control for Heterogeneous Drone Swarms: Link Stabilizer and Path Optimizer

    Taichi MIYA, Kohta OHSHIMA, Yoshiaki KITAGUCHI, Katsunori YAMAOKA , 2022年04月

    IEICE Transactions on Communications , E105.B (4) , 432 - 448

    DOI

  • Experimental Analysis of Communication Relaying Delay in Low-Energy Ad-hoc Networks

    Taichi Miya,Kohta Ohshima,Yoshiaki Kitaguchi,Katsunori Yamaoka , 2021年01月

    2021 IEEE 18th Annual Consumer Communications & Networking Conference (CCNC)

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著書 【 表示 / 非表示

  • 実践による「コンピュータアーキテクチャ」~ MIPSプロセッサで学ぶアーキテクチャの基礎 ~

    中條拓伯, 大島浩太 , 2014年09月

    サイエンス社 , 第2章 コンピュータの仕組みと機械語(コンピュータの基本構成とフォン・ノイマンアーキテクチャ命令セットと命令フォーマット ほか), 第3章 MIPSアーキテクチャとアセンブリ言語(MIPSの命令セットアセンブリ言語とプロセッサシミュレータ ほか), 第5章 メモリアーキテクチャ(キャッシュメモリ仮想記憶 ほか) , 0-0

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 海上における異種ネットワークの連携・併用による多重経路通信制御方式

    研究期間:  2019年04月  -  2022年03月  代表者:  大島 浩太

    基盤研究(C)  研究代表者  19K11919 

    本研究は、遠隔操船や自動運航船の実現に向けて世界的に急速な研究・開発が進められている海洋工学分野において、海上で広く用いられている従来の無線通信手段ではなく、IP網との親和性が高く大容量データの伝搬に適した携帯電話網を用いた通信制御方式の実現を目標とする。海上における通信は陸上と異なり極めて厳しい接続環境になるため、安定積な接続性と場所固有の通信環境を考慮した効率的な通信制御を可能とする異種ネットワーク連携併用型の多重経路制御技術を開発する。開発技術は理論面の有効性の実証と、大学所有の船舶を用いた実践的評価の両面から実用性を示す。

  • 異種ネットワーク相補的連携による超大規模IoTノード群への高速アクセス方式

    研究期間:  2016年04月  -  2019年03月  代表者:  大島 浩太

    基盤研究(C)  研究代表者  16K00138 

    本研究は、産業・社会変革が世界的に期待され、研究開発や投資が進んでいるIoTにおいて、これまでのネットワークでは未想定の超大規模IoTノード群に対する高速アクセス性能や柔軟な運用管理、および社会に対して利益の高い実用性や効率性の確保を目指したものである。手法の根幹として、異種ネットワークの相補的連携方式により、ネットワーク機能面から開発する新しいアーキテクチャの開発を行うものである。異なるネットワークの連携・併用により、単一のネットワークでは達成が困難なネットワーク特性(平均経路長の短縮や頑健性の確保等)を具備したネットワークの実現を目指す。
    研究は、モデル設計、シミュレータによる特性解析、通信方式の開発、さらなる評価と実証実験という流れで進める。平成29年度は、前述の目的を達成するにあたり、通信方式の設計と、通信方式の中核を担うハードウェアの設計およびプロトタイプ機器の開発を実施した。まず、長距離ネットワークと短距離ネットワークを相補的に連携させることを基本的な特徴とする異種ネットワーク連携方式において、長距離ネットワークにLTE網を用いて、短距離ネットワークには無線マルチホップネットワークを利用する。これを踏まえて、通信方式の設計においては、昨年度から継続的に実施中のLTE網の通信特性の調査・分析に関する成果として、時刻や利用場所によって安定的に利用できるチャネルや通信効率が影響を受ける場合があることから、LTE網の通信環境計測とチャネル制御による安定化方式を設計した。無線マルチホップネットワークの安定的制御については、長距離ネットワークが利用できるノードが複数近隣に存在する場合に、どのノードを利用すれば良いかについて、ノードの負荷状況に応じた選択方式についてモデル化を行った。次に、LTE網の利用チャネルを状況に適応的に制御可能なプロトタイプハードウェアを設計・開発した。
    平成29年度は、昨年度の成果である異種ネットワークの相補的連携によるネットワークモデルについて、実現に向けた実施課題の整理と解決方式の提案を中心に研究を実施した。昨今、IoTに対する注目の高まりから、IoT関連の製品や通信サービスが多く登場している。特に通信サービスについては、LPWA(Low Power Wide Area)に属するものが多くサービスインし、実際に利用できる状況にある。特に日本では、LoRaWANとWi-SUN、NB-IoT規格が利用しやすい。この時流を勘案し、本提案の長距離ネットワーク側でLPWAの利用についても検討を進めた。しかしながら、通信容量と通信可能距離と、双方向性のあるデータ通信ができるという条件を重視する方針を採った場合にLTEが優れていると判断し、LTEを中心に研究を進めた。
    実用化を意識した研究開発を進めるにあたり、様々な通信条件を試せる通信プラットフォームの存在は必要不可欠である。そこで、通常はブラックボックス化されており制御が難しい通信デバイスについて、チャネル固定や通信状況の調査・処理機能などを備えた、長距離ネットワーク側のハードウェアを開発した。Linuxベースの組み込みシステムとSierra Wireless社のLTEモジュールを主な構成要素とするハードウェアである。プログラマブルに上記の機能を利用できるようにしている。このプラットフォームにより、昨年度から実施しているLTEの通信環境調査から得られた成果を考慮した通信制御方式を実証できる環境が整ったと考えている。さらに、短距離ネットワーク側においても、通信効率を向上するためのマルチホップネットワークの制御モデルを開発したことで、提案方式の実現に向けた方式の準備が整ったと考える。
    今後の研究は、次の2種類を軸に進める。
    (1) 長距離ネットワークと短距離ネットワークの併用を特徴とするネットワークアーキテクチャの開発と評価
    基本的な通信制御方式の検討が完了しているため、開発した方式を結合したハードウェアの開発を予定している。また、開発したハードウェアを用いて簡易的なネットワークを組み、実測による性能評価も行う。性能評価については、大学キャンパス内を中心に実施する予定であるが、LTEの調査研究を実施したエリアが時刻による通信効率や安定性の変動が観測されているため、場所利用の調整が済めばこの場所での評価も行いたいと考えている。
    (2) 大規模ネットワークエミュレータを用いた評価検証
    大規模なプロトタイプシステムを実空間に展開して評価することは難しいため、大規模システムのシミュレータおよびエミュレータ等を用いた性能検証を行う。性能検証は、提案モデルと、実機によるプロトタイピングにより得られた知見を反映させた提案モデルの改訂版の両面から行うことで、理想的な状況と現実的な性能の両面から評価したいと考えている。

  • 無線センサネットワークにおける自然環境に適応的な通信制御方式の開発

    研究期間:  2012年04月  -  2015年03月 

    若手研究(B)  研究代表者  24700060 

  • 環境センシング情報を通信制御に活用した環境適応的無線センサネットワークの構築

    研究期間:  2009年04月  -  2012年03月 

    若手研究(B)  研究代表者  21700069 

  • 海上計測の通信環境ビッグデータを用いた異種無線連携・併用を特徴とする通信制御

    研究期間:  2022年04月  -  2025年03月  代表者:  大島浩太

    基盤研究(C)  研究代表者  22K12008 

    本研究は、遠隔操船や自動運航船実現に向けて世界的に研究開発が活発化している海洋工学分野において、従来のVHF帯の専用通信装置ではなく、“通信品質に優れICT技術と親和性の高い無線データ通信(5G,4G,IEEE802.11ahなど)の利活用による海上での新たな価値創出”を目指している。無線通信は規格だけで性能が決まるものではなく利用環境の影響により品質が変動するため、実際の船舶の航路上で取得する実環境志向の通信環境ビッグデータとその分析から見出す通信環境の動態を踏まえた、異種無線の連携・併用による長所を最大化し短所を最小化できる通信制御技術を開発する。

 

授業科目 【 表示 / 非表示

  • 担当授業(学部)

    ソフトウェア工学

  • フレッシュマンセミナー

  • 情報処理基礎論

  • 担当授業(大学院)

    数理工学

  • 海洋サイバネティクス特別演習

  • 海洋サイバネティクス特別研究