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榧野 純 (カヤノ ジュン) Kayano Jun
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論文 【 表示 / 非表示 】
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2G1-3 船舶の遠隔オペレータに必要となるスキル検討への取り組み
村井 康二, 梱野 純, 田丸 人意, 西山 護, 山田 裕太, 鹿島 英之 , 2024年06月
人間工学 , 60 (Supplement) , 2G1-3 - 2G1-3
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Modeling Human Encounter Situation Awareness Results Using Support Vector Machine Models
Jaeyoung Song, Ruri Shoji, Hitoi Tamaru and Jun Kayano , 2023年06月
Applied Science , 13 , 1 - 17
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Modeling human’s collision avoidance direction in an encounter situation using an ensemble classifier
Jaeyoung Song, Jun Kayano and Ruri Shoji , 2023年03月
Ocean Engineering , 271 , 1 - 13
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Evaluation of Good Seamanship using Physiological Data to realize Maritime Autonomous Surface Ships
MURAI Koji, NISHIZAKI Chihiro, KAYANO Jun, TAMARU Hitoi, SHOJI Ruri , 2022年
Transactions of Navigation , 7 (2) , 21 - 23
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MASSに向けた生体情報によるGood Seamanship の定量評価
村井 康二, 西崎 ちひろ, 榧野 純, 田丸 人意, 庄司 るり , 2022年
日本航海学会誌 NAVIGATION , 219 (0) , 13 - 13
著書 【 表示 / 非表示 】
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海技士3N徹底攻略問題集
岩坂直人,榧野純,庄司邦明,庄司るり,高木直之,竹本孝弘,田丸人意,林尚吾,矢吹英雄 , 2022年
海文堂出版株式会社 , 地文航法,天文航法
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航海教本Ⅰ
竹本孝弘, 矢吹英雄, 逸見真, 國枝佳明, 藤坂貴彦, 田丸人意, 堀木幸代, 榧野純 , 2020年06月
株式会社 成山堂書店 , 航海計器, 天文航法, 電波航法 , pp. 1-105, pp. 178-224
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航海教本Ⅱ
竹本孝弘, 矢吹英雄, 逸見真, 國枝佳明, 藤坂貴彦, 田丸人意, 堀木幸代, 榧野純 , 2015年09月
株式会社 成山堂書店 , 天文航法 , 156-187
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新版 電波航法
今津 隼馬,榧野 純 , 2012年09月
成山堂 , 全般に渡り担当をした. , 1-136
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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研究期間: 2021年04月 - 2024年03月 代表者: 榧野 純
基盤研究(C) 研究代表者 21K04498
航海士に必要不可欠なスキルの一つに避航操船がある.安全を担保しつつ高効率な避航操船を実現する避航問題は,非常に複雑かつ難解である.一方,海事教育機関では優秀な海技者を育てるために,操船シミュレータを用いた訓練を実施しているが,現在,避航操船に係る訓練の評価はインストラクターの主観で行われており,評価基準に曖昧さがある.そこで本研究では,避航操船時のデシジョンメイキングを支援する手法として非常に有効なツールであるOZTを利用し,高い操船スキルを持っている熟練航海士の“操船スキルの可視化”を図るとともに,その成果を用いた教育,訓練および訓練の客観的な評価への利用について検討する.
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遠隔操船型自律航行船実現に関する研究-実船実験による検証を含む-
研究期間: 2017年04月 - 2020年03月 代表者: 庄司 るり
基盤研究(A) 研究分担者 17H01356
船上側及び陸上側のシステムを改良し、東京海洋大学の先端ナビゲートシステム及びバーチャル汐路丸から、本学練習船汐路丸及びらいちょうNを遠隔操船するシステムを構築中である。陸上側では、汐路丸遠隔操船用インターフェースを開発中であり、汐路丸に対する操船指令出力部分の追加を行っているところである。また、船舶側システムとして、汐路丸の船内システムを、陸上から遠隔操船が可能なシステムに改良し、安定した通信環境構築について検討を行っている。関連して、陸上側及び船上側のネットワークシステムの拡張を行い、映像情報等の大容量情報通信への対応について検討している。
遠隔操船において重要な要素である見張りの高度化については、自船周囲の映像を収集するシステム環境を整えた。今年度は河川における遠隔操船に必要な船舶周辺環境把握について研究を進めた。船陸間距離の測定と蓄積方法及び距離測定装置と実写映像の合成による操船画面の検討を行い、構築中である。
操船意思決定支援については、避航操船アルゴリズムの検討・開発のために、他船との遭遇状態の調査を行い、避航の必要性について分類の検討を行った。操船意思決定支援として、他船による妨害ゾーン(OZT:Obstacle zone by Target)を用いて、他船や障害物の避航について検討を進めている。AISデータを用いて他船との遭遇状況について解析を行い、対象とすべき船舶数や状況について、海域ごとの特徴を考慮する必要を明らかにし、避航アルゴリズム構築について検討している。
遠隔操船に必要なオペレータの要件に関連して、船上作業の整理と分析を行っており、今後、情報収集、解析、行動決定の観点から整理を進めていく。
船舶と陸上間で安定した通信を行うために、複数の携帯回線を利用して、大容量通信を行うための環境を構築しているところであるが、当初予定していた回線サービスが変更されたことから、現在また今後も使用可能な回線を利用するために、システムを再構築中である。このことから、船陸間での通信実験については、若干の遅れを生じている。
また、遠隔操船用の船側、陸上側システムの構築についても、若干の遅れが生じている。これは、上記の船陸間での通信回線が確保できないことの影響により、全体を通した確認作業が出来ていない。また、汐路丸の船齢が高いことから、船内のシステムについて、当初予定していたより多くの障害対応や過負荷対策等の安全確保を準備する必要があることがわかった。現在、船内側のシステムの再構築を行っているところである。このことは、汐路丸の制御アルゴリズム構築についても影響しており、今後の自動トラッキング等の制御アルゴリズム組み込みに影響が懸念される。
避航操船アルゴリズムについては、船舶の遭遇状態の把握を進めたことにより、当初予定より早い進捗となっている。
見張の高度化については、高感度のカメラシステムを構築中であり、ほぼ予定通りの進捗状況である。特に、らいちょうNが航行する河川用の船舶周辺環境把握について、船陸間距離の測定と蓄積方法及び距離測定装置と実写映像の合成による操船画面の検討と構築を進めているところである。
遠隔船運航オペレータの教育検討・法律の整理として、船上作業の整理と分析及び関連法規等の整理を進めている。
汐路丸の現状において、遠隔での操船が可能となるように、船内の遠隔操船システムの改良を優先的に行っていく。当初予想より障害・安全対応が多くなっていることから、制御を行う項目を少なくして可能な範囲で実現できるようなシステムへの改良を行う。
また、利用可能な回線サービスを用いた無線通信システムの改良を進め、船陸間通信環境の向上を図る。高感度カメラ映像を利用した船舶周辺環境の把握のシステムの構築を進めて、目視による情報との比較を行っていく。
汐路丸での遠隔操船実験に備えて、バーチャル汐路丸や簡易シミュレータを用いて、遠隔操船用ユーザーインターフェースの改良を行う。特に遠隔操船を行う場合に、各種情報の表示や装置操作の使い勝手等について、改良すべき項目の整理を行っていく。併せて、見張りに必要な情報について、遠隔地の陸上側システムでの表示方法・形式について検討を進める。
らいちょうNについて、現在構築中の距離測定装置と実写映像の合成による操船画面の実装と、距離感を重要視した操船画面の検討をすすめ、早期の実装を目指す。
操船意思決定アルゴリズムについては、自動避航操船機能をアルゴリズムに組み入れていくが、通常行われている短期的行動(直ちに避航を行う行動)ではなく、中期的行動(衝突危険が顕在化する前に先行避航する行動)から長期的行動(計画航路に復帰)による意思決定を行うためのアルゴリズムの構築を行う。さらに、意思決定のための情報提供(表示)についての評価を進めていく。
授業科目 【 表示 / 非表示 】
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担当授業(学部)
卒業研究
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日本語表現法
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海事システム工学ゼミナールⅠ
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海事システム工学ゼミナールⅡ
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海事システム工学ゼミナールⅢ
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海事システム工学実験演習Ⅰ
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海事システム工学実験演習Ⅱ
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海事システム工学実験演習Ⅳ
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海事システム工学実験演習Ⅴ
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短期学外実習Ⅰ(海外)
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短艇実習
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航海システムⅠ
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航海システムⅡ
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船舶実験 Ⅰ(汐路丸)
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船舶実験Ⅱ (汐路丸)
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担当授業(大学院)
航海情報論
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航海情報論演習