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論文 【 表示 / 非表示 】
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原著 魚アレルギーの7例における臨床的特徴およびアレルゲンコンポーネントについての検討
横山 大輔, 足立 厚子, 梅村 薫, 原田 朋佳, 竹内 千尋, 今村 忍, 一角 直行, 小林 征洋 , 2022年10月
臨床皮膚科 , 76 (11) , 861 - 868
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Specific immunoglobulin E to Ani s 1 is rare in patients with Anisakis allergy living in Hokkaido, northern Japan
Momoko Yoshikawa and Yasuyuki Sumikawa and Yukihiro Kobayashi and Hisashi Uhara , 2022年
Allergology International , 71 (3) , 409 - 411
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A parvalbumin allergy case was successfully treated with oral immunotherapy using hypoallergenic fish
Ugajin T, Kobayashi Y, Yokozeki H , 2021年04月
Allergology International , 2021 (7(4)) , 509 - 511
著書 【 表示 / 非表示 】
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ウィルス・細菌・真菌・寄生虫同定便覧
小林征洋 , 2014年05月
技術情報協会 , 第3節 線虫類 Anisakis , 406-408
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魚介類アレルゲンの科学(水産学シリーズ164)
小林征洋 , 2010年04月
恒星社厚生閣 , 5章 アニサキスアレルゲンの本体と性状 , 60-71
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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魚類アレルゲン(パルブアルブミン)の耐熱性に関わる因子の解明
研究期間: 2023年04月 - 2028年03月 代表者: 小林 征洋
基盤研究(C) 研究代表者 23K05392
様々な魚種の筋肉に発現する全遺伝子の配列と発現量を網羅的に分析し、パルブアルブミンの主要アイソフォームを特定する。このアイソフォームの遺伝子をクローニングし、組換えパルブアルブミンを作製する。様々な条件で組換えパルブアルブミンを加熱し、IgE結合能の耐熱性や変性温度を調べる。次に、分子モデリング解析により側鎖間相互作用、や分子形状などを定量的に比較し、熱耐性の違いに影響する因子を推定する。因子に関わるアミノ酸を、他のアミノ酸に変異させた組換えパルブアルブミンを作製して正しいか検証する。また、IgE抗体結合部位以外を変異させた組換えパルブアルブミンについては、熱に対するIgE反応の安定性も調べる。
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魚類アレルゲン(パルブアルブミン)の立体的なIgE抗体結合エピトープの構造解明
研究期間: 2020年04月 - 2023年03月 代表者: 小林征洋
基盤研究(C) 研究代表者 20K06236
魚類共通のアレルゲンはパルブアルブミンで、患者のIgE抗体が結合するパルブアルブミン上の領域は、魚種間で類似するとみられる。過去に直鎖状の抗体結合部位が報告されたが、日本人患者のIgE抗体はポリペプチド鎖が折畳まれたときに出現する立体的領域に結合するとみられる。そこで、立体的抗体結合部位の詳細な構造を解明し、適切な診断や副作用のない根本治療、低アレルゲン化食品の開発、加工食品の表示制度の是正に必要な情報を提供する。