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堀之内 祐介 (ホリノウチ ユウスケ)

HORINOUCHI Yusuke

職名: テニュアトラック助教
所属: 海洋生物資源学部門
学位: 博士(理学)
学位の分野名: 理学

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 進化

  • アオサ藻綱

  • 繁殖生態

  • 海藻

  • 生活環

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研究分野 【 表示 / 非表示

  • ライフサイエンス / 生態学、環境学

  • ライフサイエンス / 水圏生命科学

 

論文 【 表示 / 非表示

  • 海産緑藻の生活環多様化の理解に向けて

    堀之内 祐介 , 2023年11月

    日本生態学会誌 , 73 (2) , 49 - 56

    DOI

  • Unicellular and multicellular developmental variations in algal zygotes produce sporophytes

    Yusuke Horinouchi, Tatsuya Togashi , 2023年10月

    Biology Letters , 19 (10)

    DOI

  • Mitochondrial uniparental inheritance achieved after fertilization challenges the nuclear–cytoplasmic conflict hypothesis for anisogamy evolution

    Tatsuya Togashi, Geoff A. Parker, Yusuke Horinouchi , 2023年09月

    Biology Letters , 19 (9)

    DOI

  • Unicellular and multicellular developmental variations in algal zygotes produce sporophytes.

    Yusuke Horinouchi, Tatsuya Togashi , 2023年

    Biology Letters ,  19 (20230352)

  • 海産緑藻の生活環多様化の理解に向けて

    堀之内 祐介 , 2023年

    日本生態学会誌

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科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 種内多型の維持機構から導く緑藻生活環の多様化原理

    研究期間:  2023年04月  -  2026年03月 

    若手研究  研究代表者  23K14260 

    海藻を含む多くの植物の生活環では、受精卵に相当する接合子が多細胞で複相の胞子体に発生する。一部の植物では接合子は、単細胞体に発生する。このような生活環の違いが生じた理由は不明な点が多い。研究代表者は、近年、アオサ藻綱の海産緑藻類でこれらの中間的な生活環に見える種内多型を発見した。本課題では、この特異な種内多型に着目し、その進化維持機構を数理モデルと検証実験により明らかにすることで、種内多型を含む異なる生活環は環境適応の結果生じたのかを検証する。

  • 緑藻で発見した多細胞発生多型から胞子体世代の進化的起源に迫る

    研究期間:  2022年04月  -  2024年03月 

    研究活動スタート支援  研究代表者  22K20644 

    多くの植物は胞子体と呼ばれる複相(2N)の接合子から発生する多細胞の体を持つ。植物の祖先は、単相(1N)の胞子が発生した多細胞の体である配偶体が主要な体だと考えられている。近年、胞子体の進化的起源として、配偶体の多細胞発生を司る遺伝子系が複相世代に流用され胞子体が獲得されたという仮説が着目されている。本課題では、祖先的な緑藻エゾヒトエグサで発見した接合子の発生多型を詳しく調べ、遺伝子系流用により胞子体が獲得された証拠の獲得を目指す。