写真a

グルッド ロニー (グルッド ロニー)

Ronnie Glud

職名: 教授
所属: 海洋環境科学部門
学位: 博士
学位の分野名:  

関連リンク

Researchmap OACIS著者情報

 

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 海溝堆積物が生元素循環に果たす役割:日本海溝を例として

    研究期間:  2020年04月  -  2023年03月  代表者:  グルッドロニー

    基盤研究(B)  研究代表者  20H02013 

    海洋表層の一時生産が南北で異なる日本海溝の観測調査を行い、海溝底の生物地球化学、微生物群集の機能および代謝速度を測定する。このために、自律型現場観測装置を新たに開発し、海溝底で有機物の無機化速度を測定すると共に、堆積物を採取して微生物の組成と生態系機能を検討し、生物生産量と微生物による有機物の無機化との関係を明らかにする。研究を通じて、超深海海溝域が地球の生物地球化学循環に果たす役割を示す。

  • 薄膜型酸素センサーを用いたアメフラシからの環境に優しいバイオフィルム抑制剤の探索

    研究期間:  2020年04月  -  2023年03月  代表者:  神尾 道也

    基盤研究(C)  研究分担者  20K06235 

    微生物の集合体であるバイオフィルムの付着は、船底、取水・浄水施設、水中観測装置等の施設機能低下の原因となる上、さらに有害な一部のフジツボや海藻等の着生も促進する。本研究は、海洋生物の中でも、特に発達した化学防御機構を持つアメフラシ類の皮膚から分泌されるバイオフィルム抑制物質を同定し、汚損防止剤開発に貢献する事を目的とする。バイオフィルム抑制試験法には、薬剤添加部位の呼吸量変動を記録する薄膜型酸素光化学センサー(Optode)を用いた新しい方法を確立し、致死的ではなく、より緩やかな抑制作用を持つ物質の探索方法を確立することで、環境に優しい汚損防止剤の探索に役立てる。