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波津久 達也 (ハヅク タツヤ)

HAZUKU Tatsuya

職名: 教授
所属: 海洋電子機械工学部門
学位: 博士(工学)
学位の分野名: 工学

ホームページ

http://www2.kaiyodai.ac.jp/~takamasa/

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Researcher ID Researchmap OACIS著者情報

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 放射線誘起表面活性

  • 気液二相流

  • 空気潤滑法

  • 船舶工学

  • 抵抗低減

 

論文 【 表示 / 非表示

  • Reduction of skin friction and two-phase flow structure beneath wall in horizontal rectangular channel

    Tatsuya Hazuku, Tomonori Ihara, Takashi Hibiki , 2022年03月

    Ocean Engineering , 248 , 110846 - 110846

    DOI

    OACIS論文情報URL

  • Wax Thickness and Distribution Monitoring Inside Petroleum Pipes Based on External Temperature Measurements

    S.Ito, Y.Tanaka, T.Hazuku, T.Ihara, M.Morita, I.Forsdyke , 2021年03月

    ACS Omega , 6 (8) , 5310 - 5317

    DOI

    OACIS論文情報URL

  • Surface Wettability Enhancement on Oxide Film Coated-steels due to Gamma-ray Irradiation

    W.Susanto, T.Ihara, T.Hazuku, S.Morooka, S.Kano , 2020年06月

    Mechanical Engineering Journal , 7 (3) , 19-00585

    DOI

  • Measurement of Local Two-phase Flow Parameters of Downward Bubbly Flow in Mini Pipes

    T.Hazuku, T.Ihara, T.Hibiki , 2020年06月

    Experimental and Computational Multiphase Flow , 2 (2) , 89 - 98

    DOI

  • Wettability Recovery Behavior Governed by Desorption of Hydroxyl Species in Steel

    S.Kano, H.Yang, J.McGrady, T.Ihara, T.Hazuku, H.Abe , 2019年05月

    Langmuir 2019 , 35 , 6830 - 6837

    DOI

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著書 【 表示 / 非表示

  • 技術資料 流体計測法〈改訂版〉

    本阿彌眞治,波津久達也,他112名 , 2022年04月

    丸善出版(編集:日本機械学会) , 6・3・2節「液膜・界面」

  • ボイラー用語辞典

    波津久達也 他 , 2006年08月

    社団法人日本ボイラ協会 , 0-0

  • 混相流計測法、日本原子力学会/編

    賞雅寛而、波津久達也 , 2003年02月

    森北出版(株) , 第1部基本的物理量の計測 D 密度・ボイド率 18. 画像解析による気泡流の界面ミクロ測定(pp. 104-110)、第2部二相流微視的計測パラメータの計測 E 気泡/大きさ・速度 48. 画像解析による気泡径の測定(pp. 282-283)、第2部 F 液膜/厚さ 53. レーザーおよびビデオによる液膜流界面波の測定(pp. 308-313)、第2部 H 液膜/界面形状 59. レーザーフォーカス変位計及び画像処理による液膜流界面波速度の測定(pp. 341-345) , 0-0

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 海底資源フローアシュアランスの高度化に資する配管内モニタリング技術の開発

    研究期間:  2023年04月  -  2026年03月  代表者:  波津久達也

    基盤研究(B)  研究代表者  23K26315 

    海底油・ガス田、メタンハイドレートなどの海洋資源を輸送するフローラインの保全対策(フローアシュアランス)では、生産物の安定的、経済的な輸送を阻害する配管内固形付着物の蓄積状態の把握が最重要課題となっている。しかしながら、現在、長距離フローラインの状態をリアルタイムでモニタリングできる技術はない。本研究の究極の目標は、申請者らが提案する熱流計測式配管内モニタリング手法を海洋資源フローラインセンシング技術として社会実装することで、フローアシュアランスの技術革新を創出することにある。

  • 船底外板表面の流体力学的諸特性を考慮した船底下二相流解析手法の開発

    研究期間:  2020年04月  -  2023年03月  代表者:  波津久達也

    基盤研究(B)  研究代表者  20H02365 

    船底への空気供給による船舶推進抵抗低減技術(空気潤滑法)において、船底外板表面の粗さや濡れ性は、形成する気液二相流の流動特性と摩擦抵抗特性の制御因子となる。この様な固体壁表面の流体力学的諸特性が大きく変化する船底外板近傍の二相流動構造を高精度に予測できる手法は現在無い。この課題の解決に向けて、本研究では、船底の二相流動構造と摩擦特性に及ぼす固体壁表面の諸特性(粗さ、濡れ性)の影響を適切に再現できる新しい二相流解析手法の構築を目的とし、(1)固体壁表面特性と二相流動構造の流体力学的相関の解明、(2)固体壁表面特性と二相流動構造の流体力学的相関を考慮に入れた新しい二相流構成式の開発を行う。

  • 海水環境に適用可能な外部流れのニ相流解析手法の開発

    研究期間:  2017年04月  -  2020年03月  代表者:  波津久 達也

    基盤研究(B)  研究代表者  17H03487 

    船底への空気供給による船体抵抗低減技術(空気潤滑法)の高度化の観点から、本研究は、海水中を含む外部流れの二相流を対象とした新しい二相流解析手法の構築を最終目的とした。製作したモデル船を回流水槽に設置して模擬船底下の二相流実験を行い、これまでに計測例がほとんどない外部流れの二相流の局所流動構造に関するデータベースを構築した。さらに、海水中気泡流の実験を行い、二相流の各種予測式の開発に必要となる気泡の抗力係数と合一特性に関する実験データを取得した。取得された実験データと解析結果に基づき、気泡層厚さを代表の空間スケールとして外部流れの二相流のモデル化を行い、新しいボイド率予測式の開発に成功した。
    海水中および外部流れの二相流の局所流動構造に着目した研究は、国内外において類例がほとんどなく、その実験的、解析的研究を実施した本研究は、現状に鑑みて新規性が高い。本研究により、外部流れの二相流の流動機構と海水中の気泡挙動に関する新たな知見が得られ、さらに外部流れの二相流を対象とした新しいボイド率予測式が開発された。これらの成果は、これまで開発途上であった海水中および外部流れの二相流の解析技術を進展させるものであり、今後のさらなる研究の推進によって、空気潤滑法による船体抵抗低減技術の高度化が期待できる。

  • インナープロペラモーターコルトノズルの基礎開発研究

    研究期間:  2016年04月  -  2019年03月  代表者:  賞雅 寛而

    挑戦的萌芽研究  研究分担者  16K14510 

    本研究の目的は、新しく本研究で提唱されたインナープロペラモーターコルトノズルを開発することである。インナープロペラの試作及びプロペラまわりの流動シミュレーションなどの予備解析の結果、「流速の変化に対応した最適プロペラ効率を得るため、プロペラ翼角を2つの同期モーターの回転制御によって制御する方式(インナーCPPプロペラ)」の開発を主目的とした。作成されたプロペラ翼角を2つの同期モーターの回転制御によって制御する方式(インナーCPPプロペラ)のデモモデルによる実験の結果、管内インナーCPPプロペラは通常のコルトノズルロペラよりも流体加速機構として優れていることを定量的に明らかにした。
    コルトノズル内にモーターを設ける推進システム、またこのインナープロペラモーターにより、機構の簡略化・効率向上を目的とした研究例は国内外にはなく、本研究の独創性は高い(特許出願準備中)と考えられる。なおこの研究ではコルトノズルを対象としたインナープロペラモーターの基礎研究開発を行ったが、得られた研究結果は軸流ポンプなどのプラントポンプシステム、発電システムにも適用でき、研究成果の波及的意義は非常に大きいと考えられる。

  • 無人電池推進船による浅岸域海洋試料採取に関する研究

    研究期間:  2016年04月  -  2019年03月  代表者:  賞雅 寛而

    基盤研究(A)  研究分担者  16H02431 

    本研究では、世界最高性能の無人電池推進船を開発し、海洋探査機器として、我が国の喫緊の課題である原子力発電所の海水モニタリング及び浅岸域海洋試料採取を行った。系統的な無人電池推進船海上試験及び既存船の改良後に、柏崎原子力発電所において発電所港内での海水モニタリング試験を実施し、課題点の抽出と解決方法の策定を行った。動揺低減方法を施さなければならないことが明らかになったため、全く新しい船舶の減揺システム及び位置保持システムを開発し、海洋探査機器として提唱した。
    海底火山や震災時などの危険区域の海洋試料サンプリングは、無人電池推進船が必要(土壌、海水採取から大気計測などに比較して大出力が要求される)である。本研究実施により短給電時間によって内燃機関性能に近い出力維持性能を持つ急速充電対応型電池推進船を無人化し、また新しく開発した動的動揺低減装置の負荷による荒天域での海洋試料サンプリングシステムを構築できたことにより、我が国の喫緊の課題となっている原子炉海洋汚染水処理及び海洋メカニズム解明のデータ取得が可能となった。本研究は十分に独創的な結果を得ており、我が国の海洋研究の進展に非常に意義がある。

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授業科目 【 表示 / 非表示

  • 担当授業(学部)

    エネルギー工学

  • 原子力機関工学

  • 熱流体工学演習

  • 短艇実習

  • 船舶実験(汐路丸)

  • 担当授業(大学院)

    動力エネルギー工学

  • 動力システム工学特別演習

  • 動力システム工学特別研究