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研究分野 【 表示 / 非表示 】
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ライフサイエンス / 動物生産科学 / 水族栄養学 
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ライフサイエンス / 発生生物学 / Transformation of fish larvae into juvenile 
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自然科学一般 / 大気水圏科学 / 種苗生産学 
論文 【 表示 / 非表示 】
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Can black soldier fly meal in diets improve gut microbiota diversity, nutrient digestibility, and growth response of marine fish? A study on red sea bream Pagrus major Ozan Oktay, Taekyoung Seong, Naoki Kabeya, Yutaka Haga, Shinsuke Morioka, Chia-Ming Liu, Tetsuya Kobayashi, Masami Shimoda, Shuich Satoh , 2024年07月 Fisheries Science 
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Improved Flesh Pigmentation of Rainbow Trout (<i>Oncorhynchus mykiss</i>) by Feeding <i>Z</i>-Isomer-Rich Astaxanthin Derived from Natural Origin Osawa Yukiko, Nishi Ryuta, Kuwahara Daichi, Haga Yutaka, Honda Masaki , 2024年 Journal of Oleo Science , 73 (1) , 35 - 43 
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Impact of a purine nucleotide on fatty acid metabolism and expression of lipid metabolism-related gene in the liver cell of rainbow trout Oncorhynchus mykiss. Tansutaphanit S, Haga Y, Kabeya N, Matsushita Y, Kondo H, Hirono I, Satoh S , 2023年03月 Comparative Biochemistry and Physiology Part B: Biochemistry and Molecular Biology , 266 
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Effects of non-heated and heat processed krill and squid meal-based diet on growth performance and biochemical composition in juvenile Pacific bluefin tuna Thunnus orientalis. Cho J-H, Kurimoto T, Haga Y, Kamimura Y, Itoh A, Satoh S. , 2022年04月 Fishes , 7 
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Microalgae as main ingredient for fish feed: Non-fish meal and non-fish oil diet development for red sea bream, Pagrus major, by blending of microalgae Nannochloropsis, Chlorella and Schizochytrium Taekyoung Seong, Yosei Uno, Renato Kitagima, Naoki Kabeya, Yutaka Haga, Shuichi Satoh , 2021年12月 AQUACULTURE RESEARCH , 52 (12) , 6025 - 6036 
著書 【 表示 / 非表示 】
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魚類学 岩井 保,芳賀 穣. , 2017年09月 厚生社厚生閣 , 6章.摂食・消化. , 55-72 
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魚の形は飼育環境で変わる-形態異常はなぜ起こるのか? 芳賀穣、鈴木徹 , 2017年07月 厚生社厚生閣 , ヒラメに発現する脊椎骨および顎顔面骨格の異常 , 27-33 
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クロマグロ養殖業-技術開発と事業展開- 竹内俊郎・芳賀 穣・滝井健二 , 2011年04月 恒星社厚生閣 , 飼餌料 , 70-90 
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Biomineralization Shao-Jun Du, Yutaka Haga , 2004年10月 Wiley-VCM , Zebrafish as a model for studying skeletal development , 283-304 
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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域学連携による廃校を活用したアクアポニックスは地域コミュニティを活性化させるのか 研究期間: 2025年04月 - 2029年03月 代表者: 佐々木 剛 基盤研究(C) 研究分担者 25K06346 (1) 域学連携のもと地域コミュニティが,プロジェクトデザインをおこない,(2)アクションリサーチとして,再生可能エネルギー,食品残渣を利用した「自給型アクアポニックス」を確立,(3)運用する。(4) 地域コミュニティ活性化指標を地域ブランド論,STEAMスキルの観点から定義し,その過程を質的・量的に評価する。(5)域学連携による廃校を活用した自給型アクアポニックスの国内外における共同研究と実証研究の蓄積を行う。 
 域学連携によって,地域コミュニティが活性化され,地球規模の環境問題を解決する緒となり,SDGs,国連海洋科学の10年の推進に貢献するものと期待される。
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食品残渣を利用したアクアポニックスSTEAMプログラムの教育効果測定に関する研究 研究期間: 2022年04月 - 2025年03月 代表者: 佐々木 剛 基盤研究(C) 研究分担者 22K02515 本研究では,「探究活動」を導入する学校教育向けに,微生物発酵(BUIK)技術による食品残渣由来餌料を活用した養殖魚と野菜を生産するアクアポニックス(FRUA: Food Residue Used Aquaponics)システムを開発する。FRUAは,養殖場の環境負荷を低減させ,食品残渣廃棄源の大半を占める都市部における食品ロスの有効活用につなげる。さらに,このような持続可能な社会を目指す実践的技術を用いて,児童・生徒にSTEAMプログラムを提供し,評価研究を行うことで,「持続可能な社会の創り手」育成の推進に貢献する。 
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持続可能な養殖業の為の無魚粉無魚油飼料開発に関する基礎的研究 研究期間: 2019年04月 - 2023年03月 代表者: 佐藤 秀一 基盤研究(B) 研究分担者 19H03047 世界の水産養殖生産量は年々増大し、特に飼料を給餌して行う給餌養殖の生産量は養殖生産量の中でも、著しく増大している。このような状況のなかで、その飼料の主な原料となる魚粉および魚油の生産量は、その原料魚の資源保護のために著しく減少傾向にある。また,魚油に含まれているエイコサペンタエン酸(EPA)およびドコサヘキサエン酸(DHA)は海水魚の必須脂肪酸であり、陸上の植物では生産できない脂肪酸である。そのため,魚油に依存する養殖用飼料を給餌し続けると,水生動物の減少や養殖生産量の増大も図れない。そこで,魚油に頼らない生産するための利用するための必要な基礎的知見の集積を行う。 
 魚粉を配合しない飼料に、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)を含有する微細藻類のナンノクロロプシス、シゾキトリウムの乾燥粉末、さらに淡水クロレラを配合した飼料をマダイに給餌した結果、EPAやDHAを含まない飼料に比較し、ナンノクロロプシス配合飼料では飼育成績の改善がみられた。さらにシゾキトリウムを配合するとさらに成長が改善された。また、ナンノクロロプシスとシゾキトリウムを併用配合すると最も成長が良くなった。これらのことより、マダイにおいてはナンノクロロプシスとシゾキトリウムを併用配合し、EPAとDHAを供給することにより無魚粉無魚油飼料が開発できることがわかった。つぎにDHAとEPAを含む異種株のシゾキトリウムより抽出した油脂を無魚粉無魚油飼料に配合した飼料をブリに給餌した結果、油脂の配合量により成長は改善されたが、魚油を配合した飼料に匹敵する結果は得られなかった。この原因として、摂餌が芳しくないことがあげられた。また、植物性飼料原料を配合した無魚粉飼料へのタウリンの添加量の効果をマダイを用いて、検討した結果、マダイの要求量よりも添加量を増加した方が飼育成績か向上した。このことより、植物性飼料原料の配合量を増加させた場合には、その添加量を増量した方がよいことがわかった。また、低魚粉無魚油飼料をニジマスに給餌すると筋肉中のDHA含量が低下するが、リノレン酸を含む亜麻仁油とピリミジン核酸を添加した飼料をニジマスに給餌すると筋肉中のDHA含量が増加することがわかった。このことより、ピリミジン核酸が脂肪酸の代謝に影響を及ぼしているのではないかと推察された。また、新たなタンパク質源としてのコメ濃縮タンパ質の利用性をニジマスにおいて検討した。その結果、生産ロットにより利用性の高いものとそうではないものがあることがわかった。
 現在までに、マダイにおける無魚粉無魚油飼料の開発にほぼ成功した。一方、ブリでは無魚粉無魚油飼料で成長させることはできたが、魚油飼料に匹敵する成長は得られなかった。今後は、摂餌等の改善を図り、魚油飼料に匹敵する無魚粉無魚油飼料の開発を行う。以上のように、マダイでは一定の結果が得られていることより、おおむね順調に進展していると思われる。
 今までに、ブリにおいて無魚粉無魚油飼料で成長させることはできたが、魚油飼料に匹敵する成長は得られなかった。そこで、今後は無魚粉無魚油飼料の摂餌を改善するとともにマダイで効果のあった微細藻類のナンノクロロプシスやクロレラの配合を試みる。さらに、核酸やタウリンの添加により、より効率の良い無魚粉無魚油飼料の開発を試みる。
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魚類の育成環境適応性と環境負荷低減を考慮した養魚飼料の基礎的研究 研究期間: 2014年04月 - 2019年03月 代表者: 佐藤 秀一 基盤研究(A) 研究分担者 26252034 魚に依存しない真の無魚粉無魚油飼料の開発を行い、ベジタリアン養殖魚の創生を目指すことにより、環境負荷を低減を図る。そのために適切な飼育環境を検討した。タンパク質源としては、リン含量の少ない植物性飼料原料である大豆油粕やコーングルテンミールおよびタンパク質含量の高い濃縮大豆タンパク質が最も適当であることが分かった。また、ティラピアについては、トウモロコシ由来のDDGSの利用性が高いことが分かった。脂質源としてはドコサヘキサエン酸を豊富に含む微細藻類のシゾキトリウムが適していることがわかった。これにより、植物性飼料原料とシゾキトリウムを配合することによりマダイ用の無魚粉無魚油飼料が開発された。 
 淡水魚の栄養要求と海水魚の栄養要求は異なり、そのため海水魚の無魚粉無魚油飼料の作製は困難とされてきた。そこで、海水魚と淡水魚の栄養素の代謝経路の相違を詳細に検討した。そして、海水魚では最終代謝産物として合成されないタウリンやドコサヘキサエン酸を含んだ原料を配合することで無魚粉無魚油飼料の開発に成功した。これらのことは、魚類栄養学における最新の知見を提供するばかりではなく、魚に依存しない養殖用飼料の開発に貢献するものと考えられる。
授業科目 【 表示 / 非表示 】
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担当授業(学部) 栄養生物化学実験 
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水族栄養学 
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担当授業(大学院) 応用生物科学特別研究 
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水圏生物科学特別演習 
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水圏生物科学特別研究 
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水族栄養学特論 
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水族飼料学 
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海洋生命科学基礎論Ⅰ 
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魚類栄養学 
 
 
 
 
 
 
