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塩出 大輔 (シオデ ダイスケ) SHIODE Daisuke
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論文 【 表示 / 非表示 】
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Design of a biplane hyper-efficiency trawl door (HETD) through structure optimization
Xin Zhuang, Xinxing You, Fuxiang Hu, Shuchuang Dong, Daisuke Shiode, Tadashi Tokai , 2025年
Aquaculture and Fisheries , in press
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Dynamic performance of strategy for transitioning from conventional bottom otter trawling to semi-pelagic trawling through towing tank experiments and numerical simulations
Xin Zhuang, Xinxing You, Taisei Kumazawa, Sho Ito, Daisuke Shiode, Fuxiang Hu , 2024年03月
Ocean Engineering , 300 (117436) , 1 - 10
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東シナ海陸棚斜面上のトロール漁獲物で優占する4魚種に対するコッドエンド選択性
東海 正, 塩出大輔, 服部 朗, Mahjoub S, 内田圭一, 野田 明, 林 敏史, 宮崎唯史 , 2023年06月
Fisheries Engineering , 60 (1) , 9 - 16
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Oscillation and the resulting bait loss observed in pelagic longline hooks
DAISUKE SHIODE, JOTARO YOKOTAKI, MASAO NEMOTO, TADASHI MIYAZAKI, FUXIANG HU, TADASHI TOKAI , 2022年10月
Journal of Oceanography
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Relationship between ocean area and incidence of anthropogenic debris
Kuroda M, Uchida K, Kitakado T, Shiode D, Nemoto M, Miyamoto Y, Takada H, Yamashita R, Hamada H, Hagita R, Joshima H, Yamada Y. , 2022年07月
Regional Studies in Marine Science , 55 (102476) , 1 - 8
著書 【 表示 / 非表示 】
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文部科学省著作教科書 高等学校用 漁業
岩谷裕次,大塚哲蔵,斉藤晃,塩出大輔,高橋六樹 , 2022年01月
実教出版 , P1-63およびP97-190
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Report of the Symposium on Responsible Fishing Technology for Healthy Ecosystems and Clean Environment
Shiode D, Shiozawa M, Hu F, Tokai T, Hirai Y , 2019年10月
FAO , 実験の実施とデータ解析,論文のとりまとめ , 30-31
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Report of the 2016 Symposium on Technology Development and Sustainable Fisheries, Mérida, Mexico, 25–29 April 2016
Shiode D, Shiozawa M, Uchida K, Akiyama S, Miyamoto Y, Hu F, Tokai T, Hirai Y , 2019年01月
FAO , P44-45
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新・英和 和英 水産学用語辞典(日本水産学会創立85周年記念出版)
金子豊二,秋山清二,山下 洋,渡邊良朗,良永知義,矢田 崇,吉崎悟朗,松永茂樹,大迫一史,高橋一生,八木信行,佐野光彦(編集) , 2017年11月
恒星社厚生閣 , 漁具漁法分野 , 1-592
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Report of the 2016 Symposium on Technology Development and Sustainable Fisheries
Shiode D, Shiozawa M, Uchida K, Akiyama S, Miyamoto Y, Hu F, Tokai T, Hirai Y. , 2016年10月
FAO , 実験の実施とデータ解析,論文のとりまとめ , 44-45
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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水揚げ選別による小型個体投棄を考慮しないことで生じる資源管理のリスク
研究期間: 2023年04月 - 2026年03月 代表者: 東海 正
基盤研究(C) 研究分担者 23K05367
水産資源評価の対象種について、カバーネットを付けた資源調査結果から網目選択性曲線を推定し、また水揚げ物の体長組成を銘柄(箱入り数)の水揚げ箱数から推定する。これらの資源調査と水揚げでの体長組成をSELECT法により比較することで、水揚げ選別の規準となる選別曲線を推定する。この差が漁獲物から水揚げに至る間に投棄される魚となるので、投棄個体まで考慮した場合と投棄個体を考慮しない場合を比較しながら、資源解析で必要となる生物特性値や各種の資源解析や評価方法ごとにパラメータの推定誤差と資源評価結果への影響を検討し、漁獲圧力の過小評価など資源管理へのリスクを明らかにする。
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研究期間: 2021年04月 - 2024年03月 代表者: 塩出 大輔
基盤研究(C) 研究代表者 21K05746
本研究は,海洋生物資源調査漁具としてまぐろ延縄を例に挙げ,近年小型化・高精度化が進む加速度ロガー,ビデオロガー等の計測機器の活用により,これまで把握が困難であった漁具に発生する振動と周期,それに起因する餌の脱落等の現象を計測して影響要因との因果関係を解明する。さらに,模型実験やシミュレーション手法の併用により漁具の制御手法を確立することで,海洋生物資源調査手法の高度化を図る。
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海洋マイクロプラスチック採集の標準化に向けたニューストンネット採集特性の解明
研究期間: 2020年04月 - 2023年03月 代表者: 東海 正
基盤研究(B) 研究分担者 20H03060
本研究では、海洋におけるマイクロプラスチック(MPs)を採集する際に標準的に用いられるニューストンネットの採集特性を明らかにして、MPsの大きさ別の推定密度の精度向上を図り、ニューストンネットによるMPs採集方法の標準化に貢献する。
このために、仕様の異なるニューストンネット(ニューストンネットやマンタネット、標準的に用いられる0.33mmやその他目合)の網目選択性を表す特性曲線のパラメータを比較操業実験から推定する。また、回流水槽での実物実験やCFDを用いて、海表面を曳網される際の網内外の流速分布を求め、濾水効率を推定する。これらの結果をもとに、ネット採集数と濾水量からの補正方法を提示する。 -
底曳網の選択性パラメータにおける変動要因と資源管理におけるリスク評価
研究期間: 2016年04月 - 2019年03月 代表者: 東海 正
基盤研究(C) 研究分担者 16K07837
東シナ海における底曳網選択性パラメータにおける曳網間変動を,マアジ,カイワリ,スルメイカ,ケンサキイカについて求め、変動への影響要因としてコッドエンド内での漁獲量や対象種の標本個体数,コッドエンドとカバーネットの標本抽出率比等を取り上げ,魚種ごとにパラメータ推定値や推定誤差に及ぼす影響を検討した。安定したパラメータを得るためにはある程度の標本数が必要であり,特に標本抽出率比は従来指摘されているほどの大きな影響はなかった。むしろ標本体長組成の範囲が選択レンジをカバーする割合を要因として挙げることができた。
選択性パラメータの推定時に,ブートストラップ法を導入することで,選択性パラメータの変動を調べるとともに,調査対象となった資源の体長組成をその推定誤差とともに求める方法を整備した。すでに得られたパラメータの誤差からシミュレーションによって同様な計算も可能である。これを拡張することによって,選択性パラメータの変動が,投棄魚を削減しようとする目標において,投棄量の削減値に及ぼす影響を検討することができる。
この投棄量削減の目標を検討する漁業として駿河湾における小型機戦底曳網漁業(かけ回し式)の投棄実態を調査し、特に,コッドエンドの目合拡大の制約条件でもある小型種のアオメエソとヒゲナガエビの投棄と水揚げの体長組成のデータを得た。
初年度における成果として,東シナ海において代表的な漁獲対象種(魚類20種,頭足類2種)について、コッドエンドの網目選択性曲線パラメータと魚体形状との関係を検討し,最小成熟体長などの成熟パラメータとの比較から単一目合による資源管理では資源保全が困難であることを示した英文論文原稿を投稿した。また,東シナ海陸棚斜面域に生息するニギス,ユメカサゴ,スミクイウオ,ワキヤハタに対する底曳網コッドエンド選択性についても取りまとめて,日本水産学会春季大会で発表した。
当初の予定通り,コッドエンド網目選択性パラメータとその誤差を曳網ごとに推定することができ,変動要因を分析することができた。
また,パラメータの変動が及ぼす管理目標別のリスク評価として,資源体長組成の推定誤差への影響を検討手法を整備することができた。
さらに, 初年度の成果をとりまとめた論文を投稿すること,および予定していた学会での発表を行うことができた。
このことから,予定通りに研究は進捗して,成果の公表も実施できており、おおむね順調に進展していると判断した。
選択性パラメータの変動に及ぼす影響要因を論文にとりまとめていくとともに,こうした選択性パラメータを推定する調査手法において,パラメータ推定値の変動を抑制するための調査方法の改善策を検討する。
選択性パラメータの変動が資源の体長組成や資源量推定などの推定値に及ぼす影響を評価する手法を用いて,加入量当たり漁獲量YPR管理や産卵量当たり加入料SPR管理における推定値の誤差を推定し,評価する。
授業科目 【 表示 / 非表示 】
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担当授業(学部)
セミナー
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卒業論文
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日本水産事情
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水産海洋概論Ⅱ
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漁業科学実習
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漁業科学実験
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漁業科学演習
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生産システム学
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担当授業(大学院)
漁業解析学
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生物資源学特別演習
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生物資源学特別研究